山下泰平の趣味の方法

これは趣味について考えるブログです

敗戦間際と敗戦直後で掌返しをしなかったガス業界の頑固老人

戦時中と敗戦後で知識人の発言が180度変わったっていう話を聞いたことがあって、そういうものなのかと思っていた。 ところが実際に戦時中と敗戦後の知識人の書いたものを読み確認すると、確かに変わった人もいるのだが、全く変わっていない人もそこそこいる…

世界対抗戦争反省大合戦が勃発したら日本が勝つ可能性がある

諸事情があって戦争を反省することについて考えている。 それでどこの国が戦争を最も反省していますか? とAIに質問すると「ドイツです。理由は………」という解答を生成する。つまり世界対抗戦争反省大合戦が勃発したら、ドイツが勝つと予測されているわけだが…

アメリカVS土屋文明 ——戦時中でも雑誌を出し続けたかった人々

戦時中に雑誌を出し続けるのは至難の技であった。 1938年7月には新聞雑誌の用紙統制が始まり、1942年末には4割減という状況であった。紙が配給されないので雑誌が刷れない。あるいは第三種郵便物(当局の認可を受けた定期発行される新聞・雑誌を割安で発送で…

明治時代にデモに参加し弁護士になった巡査

山形県出身の向鎌礼は新聞配達から弁護士になった。 彼の父親は元弁護士だが脳を悪くして廃業、高等小学校を卒業した後は進学を許されなかった。これに反発して無断で上京し、叔父の羽太鋭治に援助を求めた。羽太は「自分の身は自分で始末を付けなければ駄目…

開戦してサッパリした人々

そこそこ有名な話なのだが、太平洋戦争が開戦して、サッパリとしたさわやかな気分になった人が多かった。 1937年からの日中戦争が長期化、1940年の大政翼賛会発足、物資統制の本格化や、新聞統合などなど、太平洋戦争開戦(1941年12月)前、日本の社会には重…

1946年に出版した人々

\1946年、敗戦で印刷事情も悪く、出版をすることは難しかった。それでも本や雑誌を出した人がいた。 山本光雄の『法律』が出版されるまで 山本光雄の『プラトン 法律 第1巻』は、昭和21年10月三十日に第一版が発行された。 山本がプラトンの『法律』全12巻を…

戦時中に短波ラジオを聞いてた人たち

1941年12月の電波管制により、戦時中は民間の短波受信機所持は厳しく制限されていた。短波放送を聴くと、これはスパイ行為だと怒られ、短波ラジオは押収された。短波受信する機能を潰して返却というケースもあったようだ。思想的な問題を持つ場合は、拷問な…

終戦直後(1945-46年)NDC分類(日本十進分類法)構成の偏り分析

終戦直後(1945-46年)NDC分類構成の偏りを分析した NDC は三桁の数字の組み合わせで図書を分類する方法、図書館の本の背表紙のシールに貼ってあるあれである。 国立国会図書館デジタルコレクションから取得した終戦直後(1945年6月〜1946年9月)の出版物3,5…

国立国会図書館デジタルコレクションの加熱する競技性問題

牧歌的な時代 かつて国立国会図書館デジタルコレクションは、近代デジタルライブラリーと呼ばれていた。 利用者は近代デジタルライブラリーにアクセスし、書籍データをただ読むといった牧歌的な時代であった。 まだまだ使いにくく、サーバの速度もそれなりで…

我々は語る言葉を持っていない

変な Youtube を観てないで、山川の教科書で勉強しろ、山川がダメなら岩波ブックレット(薄い)を読めという話がある。元の発言した人にはそういう意図はなさそうなんだけど、陰謀論や歴史修正主義の人を批判するような含みがある発言も多い。 私も岩波のブッ…

山川の教科書で歴史の勉強を絶対にしたくない人向けガイド

Youtube で変な歴史を学ぶ人が多いらしく、山川の教科書で勉強しろと発言する機運が高まってきているらしい。あと一次資料で勉強しろという勢力もいるが、山川の教科書で勉強しろというのに押されている。 なるほど正論だが、嫌なものは嫌だと思う。正しく勉…

AI を使って国立国会図書館デジタルコレクションを大量に読んでいる

AI を使って国立国会図書館デジタルコレクションを大量に読む dl.ndl.go.jp 私には国立国会図書館デジタルコレクションを大量に読むという課題があって、これを達成するために AI を使い出した結果、国立国会図書館デジタルコレクションを読む量が増えた。 …

国立国会図書館デジタルコレクションはフォーマットのゲシュタルト崩壊を引き起こす

国立国会図書館デジタルコレクションで大量の資料を速読していると、文字の進行方向(縦書き/横書き、右/左)が一時的に分からなくなり、「縦書きって右から読むんだっけ?」となる瞬間がある。速読している(ユニット単位で目に入れて頭の中で組み立てるみた…

戦争をすると人間は頭が悪くなる

藤森淸一朗という人がいた 藤森淸一朗という人がいた。戦前は開戦に反対し、戦後はまれによくいる妖怪みたいな人……伝わるかどうか不明だが畑正憲みたいな感じ……になった。石原莞爾とかと同じくらいのレベルの超すごい人である。(事実として戦時中にそう言わ…

Zellij のセッション名をいちいち付けるのが面倒くさくてたまらないので、その時にいるディレクトリをセション名にするやつ

複数のディレクトリの中に作業用のファイルを入れていて、Emacs から日本語を zellij で AI に送るというような使い方をしていると便利。 zellijj() { zellij attach -c "$(basename $PWD)" "$@"; } 自転車 ライト 【超高輝度・遠距離照射】 光センサー 自動…