山下泰平の趣味の方法

これは趣味について考えるブログです

2022-01-01から1年間の記事一覧

本をそこそこ読んだ人が読んでない人に威張るのは止めたほうがいいと思う

たまに本をそこそこ読んでいる人が、本をあまり読んでない人に威張るみたいな風景を見てしまうことがある。多くの場合はそこそこ読んだ人らの意見が嫌すぎて「ヴァー」っとなってしまう。 具体的に書くと面倒くさそうなのでボヤかすけど、少し前にそこそこ価…

パワポのプレゼンされたくない

パワポのプレゼンされたくない。 職場でいくつかシステムの入れ替えしたんだけど、複数人でなにかを判断する場合には、集めた情報を分析して利益が最大化すると思われる最適であろう選択をするっていう感じになる。だからパワポでプレゼンしてくる人を避ける…

文系の素養は1000時間くらいで身につく気がする

文系の素養は1000時間くらいで身につく気がする。 ここでいう文系の素養っていうは、例えばダイバーシティーだとか SDGs みたいな新しい概念に触れ、好き嫌いは別にして大まかな部分は一瞬で理解できるみたいな技術、自分が触れたことのない専門領域、例えば…

スマホは次に期待

スマホが壊れたので買いかえたんだけど別に変化はなかった。 2年半前からハイエンドのまともな Android スマホを使っていて、新たに Pixel 6a を購入した。 Google Pixel 6a SIMフリー [Charcoal]チャコールノーブランド品Amazon すでに最新の OS を使ってい…

怪しい史実はあるけれど

概ねこれが妥当でしょうといった過去に起きた事実(史実)に対して、それは嘘ではないんでしょうかといった疑問が出たりする。一般的にこういう話になった場合、ほとんどの場合は嘘ではないんだけど、それじゃ怪しい資料は皆無なのかっていうと、そういうわけ…

野心を持つ先生がいた時代

賄賂が欲しい先生 今となっては廃れてしまったが、かって教師の仕事が聖職とよばれたことがあった。現代でも学校の先生はどちらかというと善良な人が多く、野心とは縁が遠いような印象がある。しかし明治から大正時代のある時期までは野心を持ち、教師という…

ウェストポーチを10年以上使い続けている人間の意見

10年くらい使っている ウェストポーチをかなり長い間使い続けている。購入の記録は2013年から残っていた。 2013年07月23日〜 https://amzn.to/3U7zpR2 2016年10月15日〜 https://amzn.to/3TQTVWt 2021年06月07日〜 Amazon | [ワイルドシングス] ショルダーバ…

酒を飲まないようにしたら酒を飲まなくなった

以下は個人的な感想、アルコールによって生活に問題が発生している方は、医療機関に相談するなど適切な方法で対処していただきたい。 今のところ酒を飲まないようにしているので、最近は酒を飲まなくなった。 すでに酒をひと月以上は飲んでない。途中にイベ…

かって学校に住む子供教師がいた

学校に住む子供先生がいた 明治時代、小学校教師の数が足りない時期があった。これを解消するため、小学校を卒業した後に資金の問題で進学が出来ない村一番の秀才の子供を、そのまま教師にしてしまう流れができた。 周囲の大人が勉強を続けたいのであれば代…

師範学校に行きたくない秀才たち

とある知識人が戦前は貧しい家の子供も優秀であれば、大学にすすむことができたなんてことを書いるのを読んだことがある。なにを根拠にそんなことを語っているのかよく分からないのだが、(条件が揃えば無料にならなくもない陸軍幼年学校などの可能性もあるが…

国葬雑感

ただの雑感です。 やらなくていいと思うけどやりたいならしたらいいと思う するならちゃんとやれよとは思う 国葬の特設サイト的なもの軽く探したけど発見できなかった 結局なにするか分からなかった デジタル献花プロジェクトってのがあってヘーって思ったけ…

明治時代の苦学生を騙す貧困ビジネス

苦学生を失敗させて儲けよう 明治の三〇年あたりから昭和一五年くらいまで苦学が流行し続けた。苦学とは自ら稼ぎながら学資を得て学校を卒業することである。 戦前の苦学生は基本的に失敗する。なぜなら苦学を失敗させるような仕組みが、明治三五年には構築…

人類史上最難関試験が明治大正時代に実施され一矢報いる者たちがいた

最難関試験が明治大正時代に実施されていた 専検試験の難易度について 師範学校は危険 赤鬼がみなふるひ落す 合格者ゼロ人試験 一矢を報いる者たち 試験の難しさ 最難関試験が明治大正時代に実施されていた この世の中には難しい試験が存在する。難しい試験…

明治大正時代の学生の戦闘力とその強さの理由

今回は明治大正時代の学生や書生の戦闘力と、その強さの理由について考察していく。 フィクションで活躍する学生たち かって学生や書生が一種のヒーローであった時代があった。そして明治から大正時代には、学生や書生を主人公とした冒険活劇がいくつも書か…

国立国会図書館デジタルコレクションが便利すぎて知能が無理になり頭が狂いそうになったのでなんとかした

国立国会図書館デジタルコレクションを使い始めてもう15年になる。昔は牧歌的な時期もあり、面白そうなタイトルを選び、チビチビ楽しみながら読むといった感じであった。ところが国立国会図書館デジタルコレクションが際限なく良くなっていくため、どんどん…

自助と立志はセットです

自民党は「自助」って言葉をよく使うらしい。ちょっと調べたところ以下のようなものがあった。 自助・共助・公助、そして絆 日本の文化、伝統、歴史に裏付けられた英知の結集と「自助」「共助」「公助」の精神を総動員する 「自助」は、日本人が大切にしてき…

個人向けデジタル化資料送信サービスをメモする

この記事には「個人向けデジタル化資料送信サービス」をメモする際に、一緒にスクショをとっておくと便利だということが書かれている。 私が国立国会図書館デジタルコレクション(当時は近代デジタルコレクション)のメモを始めたのは2011年のことで、今では70…

デジタルライブラリーと無料のパソコン

これはデジタルアーカイブを使って知的な活動をし始めた若い人向けに書いている。 「国立国会図書館デジタルコレクション」で「個人向けデジタル化資料送信サービス」が提供され話題になっている。興味のない人は意味が分からないと思うので超簡単に説明する…

「さん付け指導」の今と昔

小学校で「さん付け指導」が行なわれていることのことだ。 www.yomiuri.co.jp 「あだ名」「呼び捨て」は禁止、小学校で「さん付け」指導が広がる 「さん付け指導」が行なわれている理由は「あだ名がいじめにつながるケースがあるため」とされているが、大山…

国立国会図書館デジタルコレクションの遊び方

国立国会図書館デジタルコレクションは最高である。 「国立国会図書館デジタルコレクション」が面白い まずは遊んでみる 使いまくりたくなったら準備しておくと効率が良い 無料でできる 検索演算子だけ覚えておく 国立国会図書館デジタルコレクションの使い…

ゴールデンカムイの不死身の杉元と明治の不死身キャラの類似性とその進化について

ゴールデンカムイが完結した。せっかくなので全部読んだ。主人公がやたらに「俺は不死身の杉元だ!!」と叫ぶのを読むうちに、そういえば明治時代にも不死身キャラがいたなと思い出し、少し似ているところがあるなと、軽い気持で書き出したのがこの記事なのだ…

子供に説明するのは難しい

実家で妹の子供に質問されたんだけど、説明するのが難しかった。 妹の子供とは何回か会ったことはあったものの、これまでは普通に嫌われていて、私が刺身を食うと泣き叫ぶといった雰囲気であった。ところがなぜか今回はものすごい勢いで遊ばされて謎だった。…

恵まれた人の苦労話が嫌われやすい時代

スタンフォード大学に入学した若者が批判をされていた。当事者の人や出来事そのものに対して思うところは特にないが、その批判のされ方はかなり興味深かった。揉め事を面白がっていたわけではなく、ここ数年、調べている領域に関係していたからだ。しかし私…

0秒チキンラーメンが悩ましい

ここしばらく断続的にチキンラーメンの卵を固める活動を続けていて、かなり美しく固めることができるようになってきた。 しかし私はチキンラーメンがあまり好きではないという問題を抱えていた。たまに無性に食べたくなる懐しい味なんて話をたまに聞くが、私…

江戸しぐさの謎と意味のないことを教えるヤバさ

江戸しぐさがよく分からない。 今では嘘っぱちだと周知されているようだけど、過去にも昔の出来事を利用した大小のキャンペーンは行われていて、例えば豊臣秀頼は薩摩に逃げてスペインに攻め込もうとしていたとか、地域の偉人の業績を過大に宣伝するだとか、…

標準的なものから外れたものが欲しくなるとものすごく面倒くさくなる

新築マンションのチラシがよくポストに入っている。全体的に高級感があって、プレステージとか堂々竣工みたいな文字と、ビカーって光っている建物の画像が印刷されている。ヘー高級そうだなーって思い、今のガス台を使い続けながら掃除しやすいキッチンにで…

カッパでデスクワークをする方法

私は自転車で通勤しているので、雨が降るとカッパを着る。帰宅するとカッパを乾かす。当たり前の行為である。 ところで3月の終りから4月中頃にかけては温度が曖昧で、着る服に迷うことがあるわけだけど、服ごときで迷うとか面倒くさい。邪魔くさいなーって思…

なぜか合わないレジの人の謎

私はレジで会計をするのが好きで、事前に支払う金額と財布の中にいくらあるかをだいたい把握しておいて、財布の中の小銭の数が最小になるような構成で高速に支払うといった遊びをしている。最近は電子マネーでの支払いもするようになり、よりゲーム性が高ま…

Wi-Fi 対応のスマート体組織計の選び方

Wi-Fi 対応のスマート体組織計を導入した。体重を計ったら自動的にクラウドにデータがアプロードされ、体重や体脂肪などのデータが蓄積されていく。普通に使えているけど、選び方にちょっとコツがいるなっていう感じで、Wi-Fi 対応のスマート体組織計はハー…

難解な作品の受け入れ方

難解な作品と出会った時には 難解さはどこから来るのか 物語とはなにか 受け入れられる作品を広げる 公式がネタバレをする作品 単純すぎて難解になった作品 よくわからない感覚 難解な作品と出会った時には 世の中には難解な作品がある。ごく最近だと藤本タ…