山下泰平の趣味の方法

これは趣味について考えるブログです

全自動コーヒーメーカーをまた買い替えた

2016年の4月にコーヒーメーカー(EB-RMCM4)を買った。

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4年でぶっ壊れて2020年の8月にツインバードのコーヒーメーカー(CM-D457B)を購入した。

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良い機械であったが2022年の8月にぶっ壊れたので、今度は(ANG-HD-A8)を購入した。(CM-D457B)とは多少の仕様が違うが、基本的に同じ製品である。

ただし見た目はツインバードのもののほうが良い。

実は2022年の03月の時点で、ツインバードのコーヒーメーカーはかなり怪しい挙動になっていた。

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その後に理由は分からないが正常に動くようになり満足していたんだけど、最終的にミルの部分が割れて壊れてしまった。

どの程度の耐久性があるのかなと思い、ひいたコーヒー豆の総量を購入履歴から割出したところ、だいたい40kgくらいであった。感覚的にはひと月ちょいで2kg豆を使う感じなので、だいたいそんなものだと思う。ミルの耐久性として妥当かどうかっていうとよく分からない。使用頻度が高い上に気が向いた時にしか掃除しないなどの私の荒い使用方法だったり、豆に異物が入ってたりといった可能性もある。40kg 使ったら壊れるってわけでもない気がする。

豆40kgがどの程度の量なのかというと、私はコーヒー豆を少し多く使うため、豆40kgで2500杯分くらいコーヒーをいれたことになる。コーヒーメーカーの購入金額は29000円、コーヒー1杯で計算上11円で入れることができるという計算だ。コーヒー豆は1杯分で30-40円のものなので、それも合せるとコーヒー1杯あたり50円くらい、コンビニの100円コーヒーとの差額は50円となる。2500杯飲んだとしてで計算すると125000円分の節約になるわけだけど、なんでこんなことを考えているのかっていうと、自分を納得させるためだ。

ツインバードの製品は今発売されているコーヒーメーカーの中では、かなり美味しいコーヒーをいれられる。だからこれを買うしかない。しかし当時29000円で買ったものが、今はかなり値上がりしてる。

別に買えないわけではないが40kg豆をひいたら壊れるかもしれないものを買いたくないといった苦悩が発生してしまい、自分を納得させる必要がある。ちなみにツインバードのコーヒーメーカーは部品のみ購入できて、ミルは8800円。

CM-D457全自動コーヒーメーカー (3カップ用) アフターパーツstore.twinbird.jp

それじゃこれを買うかとなりそうにもなったのだが、先にも書いた通り本体の挙動も怪しい。ミルを買った上で全体的にぶっ壊れるといったことになるのもちょっと……というわけで苦悩をしていたところ、 20000円前後で購入できる OEM 製品 e angle ハンドドリップコーヒーメーカー ブラック ANG-HD-A8(K) 製品があったので購入した。

ツインバードのものと味は変わりなく、使い勝手も同じ、今は値下がりしてさらに安く買える。ついでに書くと e angle はこないだエディオンで9900円で販売されていた。予備購入しておくかなと一瞬思ったけど、2年後に壊れたらその時にまた考えるかということで見送りすることにした。

酒はやめたけどコーヒーをやめるのは難しそうである。だからまた壊れるまで使い、壊れたら検討するみたいな感じになるので、この製品が生産され続けているか、ツメの甘いところを改善したものが流通してたらいいなと思っている。

ツインバードやその OEM である e angle のコーヒーメーカーは、コーヒーメーカーの基準としてもいいような製品に仕上がっている。まともなコーヒー豆を購入してきて、コーヒーメーカーのマニュアルに書いてある通りに入れたら自動的にまともなコーヒーが完成する。コーヒー好きだけど知識あんまりないし面倒くさいのも嫌いで、今後も別にコーヒー入れるのに詳しくなりたくもないって人には、かなりおすすめできる製品だと思う。

趣味には迷信みたいなのが多い分野があって、コーヒーも多少はそういうところがある。ツインバードのコーヒーメーカーも、迷信観点からケチもつけられるんだけど、その分野のことをあんまり知らない人にそういうこと言い出す奴はアホなのでムシしても不利益はない。確かに色々するとコーヒーの味は変わるが、それは誤差程度の話で、誤差の部分に注力して製品作りしているメーカーもある中で、ツインバードは立派な仕事をしたと思っている。