日清焼きそばを卵焼き用のフライパンで作る方法を解説しようと思った
日清焼きそばは美味しいんだけど、袋ラーメンと比べると作るのが面倒くさいっていうデメリットがある。だから私は卵焼き用のフライパンで日清焼きそばを作っている。調理器具が小さくなるだけで、洗い物の手間が一挙に減少し、これなら袋ラーメンと同じ程度の手間だと納得できるからである。
ところで日清焼きそばを卵焼き用のフライパンで作るには、ちょっとしたコツがある。日常会話で解説すると『少なめのお湯に麺を放り込んで1分くらい放置して裏返してからまた1分放置、平べったくして適当に混ぜ粉末ソースを入れて完成』みたいな感じになると思う。この説明で分る人もいるんだろうけど、少なめってどの程度なんだろうかって考える人もいるんだろうし、適当に混ぜるってなに? ってなる人もいるはずだ。
慣れていて簡単に出来ることの中には、言語化されていないノウハウが存在している。慣れに到るまでには様々な試みが発生しているわけだから、当然といえば当然の話だ。だから簡単なことを人に解説しても伝わらないってことが、日常生活でもたまに起きてしまう。そんなこんなで、これは練習しておいたほうが良いかなと思い、日清焼きそばを卵焼き用のフライパンで作る方法をなるべく分りやすく解説してみることにした。
まずは確認する
どう解説するかなと思い、最初に考えたのが基本を確認することであった。確認する理由としては、卵焼き用のフライパンで日清焼きそばを作るという行為が、基本の作り方とは違うからである。違う点を解説するわけだから、比較のために基本が必要だ。もうひとつ、私は私のことをあんまり信用していない。全く見当違いのことをしているかもしれないので、一応は確認をしておきたかった。というわけで基本の作り方を掲載しておく。
この方法と私の方法、なにが違うのかといえばお湯の量と裏返すタイミングくらいのもので、それほど大きく外しているわけではないということが判明した。これなら解説しても大丈夫かなと思ったものの、もうひとつ気になることがでてきてしまった。
表面積が大きいと速く蒸発する気がするけれど
私が卵焼き用フライパンで日清焼きそばを作る際には、水の量を少なめにする。表面積が小さいので、水が蒸発する速度が遅いような気がするからである。実際に作ってみても基本の220mlだと最終的に少しお湯が残ってしまう。これを言語化するために、表面積の大きさと蒸発する速度について知っておいたほうが良いと考え、検索して調べてみたのだがよく分からなかった。
一般的な卵焼きフライパンに比べ、26cmのフライパンは面積がだいたい2.2倍くらいある。表面積が2.2倍なら水分が蒸発する速度も2.2倍だとかまぬけなことを考えていたのだが、そういうものでもないらしい。あと深く考えたこともなかったのだが、気化と蒸発と沸騰などそれぞれの言葉が当たり前だけどそれぞれの意味を持っていて、なかなか面白いけどだんだん面倒クセーなーっていう感じになってきた。
面倒くさいのを我慢してもうちょっと頑張って調べてみると、どうやら液体が気化する際には泡が発生するらしい。表面積が大きいと泡の発生量も増えるため、水が速く蒸発するのかなと解釈したわけだが、正解かどうか不明である。伝熱やら部屋の温度や気流なんかも関係ありそうだし、麺がお湯に触れている量や混ぜ方でも色々変化はありそうで、よく分からない。
これじゃきちんと解説できないなと思ったものの、別に仕事ではないし、適当にごまかしたらいいかと思ってこの文章を書いているわけだが、なにかをアウトプットしようとすると、普通に生活していると絶対に調べないことを調べることになるのはなかなか良いものだと思う。
ようやく日清焼きそばを卵焼き用のフライパンで作る方法を解説していく
基本の作り方を確認したり、色々なことを調べたりして、なんとなくだが自分が納得できたので、ようやく日清焼きそばを卵焼き用のフライパンで作る方法を解説していくことにする。
日清焼きそばを卵焼き用のフライパンで作るため、まず必要となるものが卵焼き用のフライパンである。大きさは 14x19 くらいのを選ぶ。大きすぎると洗うの面倒くさくて意味ない。
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こういったフライパンはソーセージ2本だけ炒めるとか、目玉焼きを作る際にも役に立つ。もちろん卵焼きも作ることができる。最高なのが日清焼きそばを簡単に作れることで、最高だからそれを今解説しているわけである。ポイントとしてはテフロン加工されている安いものを購入し、劣化したら思い切りよく買い換えることだと思う。現在の私は母親からなかなか良い卵焼き用フライパンをもらってしまい、劣化しても買い換えにくいといった状況で、どうしたものかなと考えている。
柄の部分に羽みたいなのついててオッさんが使うのキツいみたいな事情もあって、こういうのは人によるんだろうけど、テフロン加工されている調理器具は安物を買って劣化したらすぐ買い替えがベストプラクティスなのかなとか思っている。
ちょっと話は変るがフタも買っておくと良いと思う。
卵をそっと割り入れフタして弱火で加熱してしらばく置いておくと目玉焼きの完成みたいなことができるようになり、卵焼きフライパンの活用の幅が大きく広がるはずだ。
とにかく卵焼き用フライパンは良いものなので、ない人は購入してある人はそれにお湯 150cc を投入する。150ccというのは目安であり、だいたいお湯がこういう感じに入ったら良い。
お湯が沸騰したら弱火にする。麺を投入して 1分放置、裏返ししてまた 1分放置する。
なんだかんだで、真ん中から麺を広げることが可能となる。
広げた麺に少し残ったお湯を吸わせて、水分がなくなったら袋ソースを投入、色が均一になったら完成、皿に盛って食べる。
完成した後で少しサラダ油を入れて炒めたりしてもいいけど、私はしない。具も日清焼きそばには入れないな。そのまま食べたい。具を入れるなら普通に焼きそばを作ったほうが良い気がするけど、このあたりは人によるんでしょうね。
ところでインスタント食品は基本的には味が濃い。若い頃は良かったけど、歳をとってしまってからは、ちょっと食べるのキツいなんて人もいると思うんだけど、そういう人は小型のご飯玉を作っておいて、一緒に食べると良いと思う。
小型ご飯玉は昨年度あたりに導入されたもので、雑にパパっとなにかを作って、さっさと飯を食べたい時に実に役立っている。小型ご飯玉については色々と考えたので、また別の機会に解説したいなと思っている感じである。
解説しやすい時代
大正時代の健康法などを読んでいると、意味分からないなーと思うことがわりとある。
なぜ分りにくいのかというと、ビジュアルがないからだ。上の文章も七十三翁が実際に運動しているところを掲載してくれたら、一瞬で理解できたことだろう。
で、今回は解説すっかーと思って解説したんだけど、あらためて解説しやすい時代になったものだなと思った。途中で飽きてきてかなり文章を適当に書いたんだけど、写真を適当にペチペチ張付けたら、それなりに分かりやすくなる。これは今なら簡単に出来ることだが、大正時代に七十三翁がしようとするとわりと手間暇とコストがかかる。
だからなんなんだって話なんだけど、解説のコストが下っている時代なんだなと認識しておくと、仕事や生活の方法も変ってきそうだなとか思ってしまった。
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