けむらん亭とは、魚を焼くために最適化された道具である。
去年もサンマを取り寄せしたが、当たり前に美味いといった風景であった。
一昨年はこういう感じ。
今年は薬味を工夫して大量の焼き魚を食べるつもりだった。
しかし年齢が年齢なんで、サンマ2本食べただけでメチャ腹が気持悪くなって、大根下ろしのうどん食ってごまかしたりしたよ。
それはともかくとして、けむらん亭はとにかく最高である。
魚だけでなく肉も焼ける。すでに2年くらいは、使いまくっている。操作パネルの出来が異常に悪いのと外見が悪いのと、ボタンの押し心地が悪いことなどを除けば最高の機械であると思われる。
しかし少しだけ癖のある機械でもあり、使い方によってはメチャ面倒な存在になってしまう。わりと工夫して、ちょこっとだけ楽に使えるようになったので、その方法を書いておく。
けむらん亭でトーストを焼く
けむらん亭はトーストも焼ける。温度は冬なら280度で5分、夏場だと10度くらい下げる。こうやってフセンを貼りつけておくと便利。
焼き網は諦める
けむらん亭の焼き網は、テフロン加工がされている。購入当初はかなり丁寧に扱っていたのだが、今ではすっかりはがれている。
けむらん亭は庫内の温度が280度にまで上がる。テフロンの限界が260度くらいだから、絶対にコーティングははがれる運命にある。まあ実際には庫内の温度は260度より下な気もするけど、とにかくはがれてくる。というわけで私はテフロンを残すことを早々に諦めてしまった。今では金ダワシでガシガシ洗いまくっている。
テフロン加工がなされている時は、少しだけくっつかないっていう感じで、別にあってもなくても良いといった雰囲気であった。コーティングが消滅してしまったら多少はくっつくものの、そういうものだと思っていれば問題はない。
掃除を減らす
受け皿部分に銀紙をしき、その上に石を投入する。10度くらい使ったら、全部出して交換する。こうすることで、下部分はほとんど掃除の必要がなくなってしまう。
網だけ洗って、その他は放置、石が小汚くなってきたら銀紙とともに捨てて、受け皿部分を洗う。これだけでいい。毎回洗うことを考えると、かなり楽だと思われる。
燻製機能
私のけむらん亭には燻製機能とかが付いてるんだけど、ほとんど使ってない。差額がなかったんで燻製機能付きのものを購入したんだけど、5回くらい遊んだきりだな。個人的にはあんまり必要ない。
けむらん亭の魅力
けむらん亭っていうのは、見た目はショボい。何度も書いてるけど、ボタンの押し心地も悪いし、配列も最低最悪でスゲー使いにくい。パナソニックだから仕方ないって諦めているけど、とにかく操作するたびにイラつかせてくる。あとデカい。魚を焼くためだけに購入するっていうのは、かなりハードル高い気がする。明確になにが美味いのかっていわれると説明しにくい。
ただ事実として、魚はもちろん、鶏肉も上手く焼ける。使うと最高じゃんってなるんだけど、魚を焼くためだけに購入するっていうのは、やっぱりかなり微妙、煙は出ないけど多少の匂いはする。換気扇の下にあるガスコンロのグリルで焼いたほうがいいやって人もいることだろう。なんともいえない妙な機械なんだけど、私はかなり好きです。ちなみに今年の余ったサンマは酢で締めた。果汁とコンブを使うと贅沢な味わいになるんでオススメです。
パナソニック ロースター けむらん亭 ブラウン NF-RT1000-T
- 出版社/メーカー: パナソニック(Panasonic)
- 発売日: 2015/09/01
- メディア: ホーム&キッチン
- この商品を含むブログを見る