人間は誰でも疲れる。疲れた時向け料理を持っていると、とても良い。そんな料理を「疲れた料理」と私は呼んでいる。
その日の私は疲れていた。私は基本的に定時に家に帰る。そして酒を飲みながら料理をし晩ご飯を食べるわけだが、その日は色々あってメチャ遅かった。出社する時間が7時間遅れで、帰宅が22時30分くらいなので、仕事した時間としては何時も通りだ。仕事しまくる人からすると別に普通っていう感じなんだろうけど、私はすぐ疲れる。とにかく私は疲れていた。疲れているのだから私は「疲れた料理」を作る。疲れている時には舌とか脳とかバカになっているから、刺激の強い料理が良い。だからキムチ鍋を作る。
時間が遅いので、いつものスーパーは閉まっている。仕方ないから100円ローソンでキムチと豚肉とシーフードミックスを買う。で、卵焼きフライパンで豚肉とキムチを炒める。
ニラと冷凍のキノコあったので入れることにした。切るの面倒なのでキッチンバサミを使う。
炒めた豚キムチとシーフードミックスを投入、煮たら完成。ダシはシーフードミックスから出るのでいらないです。
豆腐あれば最高であったが、ないものは仕方ないっていう雰囲気であった。
「疲れた料理」、疲れてるけど料理を作ることでリラックスできるという点がメリットで、食べるとウマイッ!!! ではないけど普通の気持になる。疲れている時に普通の気持になれるっていうのは良くて、疲れているのにウマすぎて目玉飛び出しそうになる飯を食ったら余計に疲れる。疲れている時には丁度良い美味さが良くて、疲れている時にはこういうものを私は作るのです。