最近は意識的に記憶するのを止めてる。なんでかっていうと記憶するのが面倒くさいからです。
困るんじゃないかって思うかもしれないけど emacs っていうエディタがあって、これでなにか書いておいて検索すると、絶対に記録したデータが出てくる。
読書メモに関しては、こういう環境で使っている。
実行しはじめてわりと長くたったので、メリットとデメリットを書いておきます。
メリット
- 他人の記憶も出てくる
- 思い出すのと同じくらい早い
- 考えるの楽
他人の記憶も出てくる
まず自分が記録したものは、こういう感じで出てくる。私はいろんなデータを溜め込んでいるから、他人の記憶も出てくる。
歌謡曲とか俳句のデータも集めてたりするから、こういう風に出てくる。
人の考えたことも出てくる。
余分なデータって考える人もいるかもしれないけど、連想して色々なことを考えたりできるので便利。
思い出すのと同じくらい早い
HDD を使っていてインデックス型の全文検索とか使ってる時は記憶の代りにつかうのは厳しかった。
今はパソコンの速度も上っていて、良い検索のプログラムもあるから、自分の脳だけで思い出すのと比べてもあんまり不満ない。私は ag っていうのを使っている。
考えるの楽
私は記憶力が悪いので、考える時に思い出そうとするのがすごい面倒くさい。それだけならいいけど、思い出したことを頭の中に置いておいて、次のことを思い出して組合せて考えるみたいなプロセスが必要だとすごく疲れる。あと考えている途中で思い出したこと忘れてしまい、抜け落ちることもあって精度がとても悪くなる。
検索して出てきたものを表示させておけば、目を動かしたら情報にアクセスできる。消そうと思わなければ消えない。面倒くさいって思うかもしれないけど emacs だと面倒くさくない。emacs あって助かった。
デメリット
- 他人と会話できない
- なにもない時に無力
- 今後どうなるか分からない
他人と会話できない
頭に記憶しておかないと、人と話すときに大変というのがある。抽象化して頭の中に入ってたり、無意識のうちに覚えてたりすることはあるけど、精度が悪い。
他人との会話が必要な人は、記憶しておいたほうが良いと思う。
なにもない時に無力
パソコンないと無力。
今後どうなるか分からない
今はパソコン使えているけど、そのうち使えなくなったりするかもしれない。
ざっと考えただけでも、こういうリスクがある。恐い。
まとめ
記憶しないと頭が悪くなりそうだけど、記憶力が減少する代りに他の面に知能使えるから、トータルの知能は変化ないみたいな雰囲気です。良いこともあれば悪いこともあるけど、物事だいたいそういう感じなんで、記憶力が悪い人にはお勧めできます。
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