人間は知らないことについて、正しく考えることできない。考えること自体は無理すれば出来ないことはないけど、知識不足だから考えても無駄で、精度の低い結論しか出てこない。これは当り前の話で、みんな知っている。
ところがある事柄について詳しく知ってると、徐々に自分はだいたいのことが分かってるんじゃないかって思うようになってしまうことがある。そういう事例はわりとネットに転がってるし、私もよくやってしまう。
特に自分の詳しい分野に近い領域の事柄だと、なかなか判断が難しい。私は明治大正期の明治大正期の娯楽小説の特定分野については、かなり詳しい。同時代の純文学についても、普通の人と比べると、そこそこ詳しい。今の娯楽文化は、ほとんど知らなくてレベル低い。だけど過去の事例から、なんとなく推測できる時もたまにある。ただしやっぱりヘボいことしか考えられない場合のほうが多いし、完璧に間違ってることもよくある。間違っていたとしてもレベル低いので、考えたことのレベルの低さに気付けない。
いきなりだけど、季節が変わると去年の俺はどうやって暮していたのか思う。なんでそんなことを考えるのかというと、気候が変わると心が平らかになり正気になるからです。とりあえず室内に今の時期に適した服が存在しないし、温度が高いと夏ばてになるし、野菜の値段が高くなると苦悩する。毎月赤字というか、パチンコしてないのにパチンコ大負けした人みたいな経済状況が続いているし、マジどうやって暮していたのか分からなくなる。
そういう時に私はなんとかしなければと考えるのだが、なんとかしたことがないので、なんとかする方法が思い付かない。真面目にするなどといった小学生低学年レベルの解決方法しか出てこない。
真面目に行動することに関しても程度が低いから、ロールモデルとして思い付くのが銀行員さんくらいしかいない。銀行員さんは真面目だと思う。スーツを着ているしお金もきちんと計算している。私は天パだが、天パだと人をナメたような外見になる。だから天パの銀行員さんなどいない。全員がきちんとした髪型をしている。
銀行員より公務員のが真面目みたいな話もあるかもしれないけど、役所に行くとナメた態度を取るカスが大量にいる。コンビニに行って不快になることないのに、役所に行くと毎回絶対に不快になる。つまりコンビニより役所のほうが、能力が低いということになる。真面目にしていたら能力低いわけないから、公務員は不真面目だと思う。それに比べると銀行員の人は偉い。金を大量に預かったり、引出されたりするのに、金の計算を間違えない。ATM使って不快になることも少ない。それでどんなに暑い日でもスーツを着用し、髪型もきちんとしている。天パの人はポマードとか付けてると思う。銀行員の人は真面目であり、とにかくすごく偉い。
銀行員の人の中で一番偉いのは日銀総裁であり、日銀総裁こそが日本の真面目の総本山である。日銀総裁は金を作る。それで金を銀行に配ります。銀行はどうやって金を日本全国津々浦々に配っているのかというと、我々一般庶民はATMで金を引出す。その時に出てくるお札に、日銀総裁が作った金が混っている。なんで日銀総裁がそんなことをしているのかというと、日銀総裁は自分が刷った金が移動すると喜びを感じる変質者であり、我々は日銀総裁の性欲を満すために日々金を使っているのである。日銀総裁は悪い奴だなぁって思うかもしないけど、彼の狂気によって世界の経済が動いているのだから、総理大臣も大目に見ているのが現状なんだと思うんだけど、先日この様なことを考えていた時に、知らないことを考えても無駄で意味がないと悟った。
あんまりレベル低い事を書くと頭悪いって思われる可能性あるから書かなかったけど、真面目になるために銀行員になったとしても、だらしない座り方してると日銀総裁が殴りにくるから恐いとか、真面目王者日銀総裁が最大にハメを外しても眼鏡少しズラしてかける程度だとか、数々のカスみたいな思考を幾度も繰り返している。この様に私が将来設計をしようとすると、絶対に日銀総裁に辿り着いてしまうし、未来はかなり危うい。
なぜ将来設計しようとすると日銀総裁が出てくるのかというと、社会の中で生きていくための知識量が異常に低いからで、私はどんなに頑張ってもこういうことしか考えることできない。だから考えても無駄だと思う。
ところで私は科学技術の分野にも造詣が浅いので、原子力だめなら象に発電させりゃいいだろとか、その程度の知恵しか出てこないので、やっぱり知らないことについて考えても無駄だと思うし、知らないことについて考えるのは止めたほうが良いと思う。
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