みんな GPD Pocket は買ったよね。だから私も GPD Pocket を買った。もちろん出資もしてたんで2台ある。
しかし使っているうちに、キーボードが壊れてしまった。恐らく不良品っぽい。具体的にはカーソルキーとアプリケーションキーが動作しない。
カソルキーもアプリケーションキーも別のキーに割当てて使ってたんだけど、不便なものは不便というわけで GPD と交渉してキーボードを送ってもらった。しかし日本の商習慣と違うんで、一所懸命に頼んだりしないとならない。コツとしては相手が無視るとペナルティーある方法でやることで、Aliexpress だったらメッセージでやりとりすると良いと思われる。
交渉中に自分で修理できるの?って聞かれたんで、出来るに決ってんだろって返事を書いたんだけど、後で後悔することになった。
部品が届くまでに1ヶ月くらいかかった。届いたキーボードはこういう感じで、最初に付いてたものと質感がかなり違う。
裏面から。左が新型、右が旧型、キータッチはほぼ同じ。新型のほうがキートップの端っこの処理は甘い。ひっかかりがあったりする。
キーボードの交換とか楽勝だろって思ってたけど、メチャ面倒くさかった。液晶部分以外は全部バラさなくてはならなくて、42本のネジで止められている。私は小さいネジは、テープを使って紛失しないようにします。
本体のネジはM1.7サイズだが、キーボードに使用されているネジは一回り小さい。極小、スゲー面倒くさい。キーボードのシールにピーナッツの皮みたいなのくっついてたけど、多分工場の人が面倒くさすぎてピーナッツ食いながら作業した結果だと思われる。本体はわりと丈夫な雰囲気がある。
分解の難易度としては、そんなに高くないって感じだった。ノートパソコン壊れたら分解しようっていう発想の持ち主なら大丈夫だと思う。ただ両面テープやら工具はしっかり用意しといたほうが良い。私が分解前に買ったのは次の3つくらい。
3M 熱伝導性両面テープ 8926-025 0.25mm厚 100mmx100mm 3枚
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SSPOWER(エスエスパワー) 絶縁精密ドライバ (+)000 P0320S
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バッテリーは裏蓋を開けるだけで交換できる。しかしキーボードは根気がないとヤバ目。GPD Pocket のキータッチの良さは、大量ネジ止めによる強度も関係していると思われるので仕方ないかなっていったところである。
あんまり参考にならないと思うけど、折角なんで分解した時の写真も貼り付けておきます。
久々にこういう作業をして楽しかったのは楽しかったんだけど、しばらく小さいネジは見たくない。