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衛生小説ゴノコッケン物語 淋菌の自由 松山正中 著 有楽社 明治四二(一九〇九)年
かって『衛生小説』ってジャンルがあった。今となってはどうでもいいけど。
自由太刀余波鋭鋒―該撒奇談 (1978年) (明治初期翻訳文学選)
- 作者: 坪内雄蔵
- 出版社/メーカー: 雄松堂書店
- 発売日: 1978/07
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『自由の太刀名残の切れ味』と読む。シェークスピアの翻訳、予備知識なしになにを翻訳したものか分かった人はすごい。
- 作者: 三津木春影(一実)
- 出版社/メーカー: 成功雑誌社
- 発売日: 1908
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この人の翻訳は良いですがこれはオリジナル小説、なんか少年が出世する話でタイトルが一番面白い。
- 作者: 中村武羅夫
- 出版社/メーカー: 日本図書センター
- 発売日: 1990/10
- メディア: 単行本
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一応は評論だけど小説だな、これは。
- 作者: 佐治実然
- 出版社/メーカー: 広文堂書店
- 発売日: 1920
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いわゆる実用書だが全般的にオッさんの妄言だから小説に近い。
- 作者: ドクトル・ノンキー
- 出版社/メーカー: 小林尚文館
- 発売日: 1916
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この作品は作者名から酷いがこの作品に影響を受けて北杜夫が『どくとるマンボウ航海記』を書いたわけがない。
『どくとるマンボウ航海記』は名作。
- 作者: 北杜夫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1965/03/02
- メディア: 文庫
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このように昔から日本には、豊穣なタイトル文化がありました。大事にしていきましょう。