山下泰平の趣味の方法

これは趣味について考えるブログです

スマホも調理器具

私は料理をする。調理中、迷うとスマホで検索する。なんだかんだで対処方法が分かる。

ちょっと凝ったものを作ってみるかって時には、事前に調べておく。だけど遊びで料理してるんだから、レシピをしっかり覚えていない。調理しはじめると、そのうち忘れる。スマホで検索する。だいたいどうすれば良いのか分かる。

昔は料理上手になるのは大変だったんだろうなって思う。今でも上手になるのは難しいけど、スマホがあれば色々な料理が作れる人にはなれる。失敗しないように味見をするのと同じ感じで、記憶が曖昧なときにはスマホで検索する。だいたいのものは、だいたい作ることができるようになる。何種類くらい料理が作れますかっていう質問は、あんまり意味がなくなってしまった気がする。

作った料理を写真で撮影しておくと、後でわりと役にたつ。あー多少なりとも上達したなとか、手抜きが上手くなったなとか、過去の自分と今の自分を比較できる。

スマホを調理器具としてとらえると、選び方も変ってくる。あまり高額なものは使えない。天麩羅と一緒に揚げちゃったり、熱湯に落したりする可能性がある。調理器具以外にも使うと考えても、出して3万くらいが限度、あとスマホは汚いという弱点がある。だからは水洗いもしたいわけだけど、防水スマホって水につけて遊んでるとそのうち壊れちゃうからな。なかなか難しい問題だ。私はっていうと、モトローラのG4っていうのを使っている。値段は3万ちょい、防水じゃないけど撥水だから本当はダメだけとだまにサッと洗ったりもする。性能がものすごくよいとか、素晴しいっていう感じではないんだけど、調理器具って考えると、こんなもんで十分に思えてくる。オタマやフライ返しを変えたところで、料理の味はあんまりかわらない。スマホも同じようなものなので、だったらなんでもいいかっていう雰囲気である。