山下泰平の趣味の方法

これは趣味について考えるブログです

間違いを改めると怒る人がインターネットにはいる

インターネットで文章を書いていると、謎の人たちと出会うことがあって、間違いを改めると怒る人っていうのが生存している。

彼らの理屈によると、かってAと言ってたのに今になってBというのは一貫していなくて、おかしいっていう雰囲気である。Aというのが良くてBが間違っているのであれば、そういう指摘もありっていえばありなんだろうなって思う。だけどBのほうが正しいのに、怒り出すというのは完璧に異常者であり、他人の成長を認めない人類の敵だと言える。

残念なことに、そういう人はわりと多く存在している。インターネットだからまあ見逃されているけど、現実の世界だとかなりの異常者だと言わざるを得ないし、そういう人には悔い改めて欲しい。

分かりやすくするために例え話をするけど、お前が働いていたとして職場の部長がクズだったとする。俺が『職場の部長がクズだったとする』って書いたから、クズ部長を想像したと思うんだけど、部長のクズさはそんなものではない。そもそも部長は自分の肛門の話しかしない。それで性欲とかは薄いです。部長には朝も昼も夜もなく、自分の肛門しかない。だから挨拶もしない。それで自分の肛門の形状とか色艶の話ばかりしてくる。新人の袴田(生粋のカス)以外は、みんなが嫌な気持です。外回りしても肛門の話をするため、危なくて社外に出すことが出来ない。歩くトップシークレットともいうべき人物である。

なぜそんな奴を雇ってるんだよって話になると思うんだけど、部長を採用した先代の部長も自分の肛門の形状とか色艶の話しかしないといった人物であったから仕方ない。幸いにも先代部長は社外では肛門の話をしないので、社長と専務がバミューダとフロリダ、プエルト・リコの3点を結んだ三角地帯(バミューダ・トライアングル)への出張を命じ、未だ魔の三角地帯(Devil’s Triangle)から帰還してない。しかし先代部長の魂は現部長が受け継いでいるわけなんだけど、ある日のことその部長がプツリと肛門の話を止めてしまう。おはようとか、今日の昼飯はカツ丼にするかとか、人間として許される普通の会話をしている。

これまで肛門の話以外は一切しなかった部長が、普通の会話可能な人間として生まれ変わった。これは実に良いことである。部長の発言は一貫していないが、良くなったんだからそれでいいじゃないか。

今まで本当に大変だった。株主総会で部長の肛門話への批判が殺到した際には、部長がいきなり頭を抱えて『ワッ私は病気なんだッ!!』と絶叫、真っ青な唇でブルブル震えながら株主のみなさんを殴り付けるなどといった事件もあり、毎日80円ずつ株価が下り続け今では我が社の株価は-84000円、部長の勤続年数を求めよといった状況であった。ようやく我が社も健全企業に戻れるかもしれないって思っていたところ、カスの袴田がやってきてバカ丸出しのデカい声で「部長の肛門には青いインクが似合うと思うッスよ」などと言いながらバカ特有のデカいアクションで青インクを振り回していたら、全員が袴田死ねよって思うと思う。その袴田がお前だっていうことを俺は言いたいんだけど、分かってもらえたかな?

普通の知能と社会性を持った大人であれば、袴田(お前)を魔の三角地帯(Devil’s Triangle)に捨ててくる。それでまともになった部長をみんなで温かく見守り続けると思う。これが最低限の人常識を持った大人としてのあり方である。残念なことに四国出身で泳ぎだけが達者な袴田が、瀬戸の渦潮経由で生還、先代の部長まで連れ帰るといったおまけつきで、普通部長も肛門部長に戻ってしまうわけだが、そもそも例え話って意味分からないよね。今とは違ってまだまだパソコンが普及していなかった時代、メモリーは机でHDは本棚ですみたいな例え話が流通してたんだけど、普通にメモリとHDの解説しろとしか言い様ないと思う。例え話したがる人って、本気で例え話の効果を信じている人と、例え話は口実でクソどうでもいいことを書きたいだけのゴミ野郎の二種類だと俺は思うんだけど、私はもちろん後者です。