山下泰平の趣味の方法

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消費税10%ヤバそう

世の中にはすぐに怒る人がいる。なんで怒るのかっていうと、余裕がないからだな。怒る人が多いと不快なんで、怒らない人が増えて欲しいよなーって思うわけだけど、消費税が10%に増税します。他にも上がる税金あるんだけど、消費税が一番面白いので消費税でいくわけですけど、これはつまり個人から2%余裕がなくなるっていうことである。

余裕ある人ならいいけれど、現在でもギリギリの状態のオッさんとかわりと多くて、激怒して自転車に乗りながら罵倒し続けてる奴とか、無駄に人に突進していく奴とかいて危なくて仕方ない状態である。すでにギリギリの生活しているオッさんから2%の余裕を奪うと、ストレスmax越えした狂ったオッさんが誕生、ゴミ捨て場から拾ってきた物質で独自の武器を作りはじめる可能性すらある。オッさんの作り上げた武具はかなりの威力で、小さな町くらいなら破壊することも可能である。我々は狂ったオッさんを怒らせないように細心の注意をしながら人生を送ることになるだろう。

オッさんだけでなく SNS で見境なく怒り続けてる人も余裕がないわけだけど、彼らからも2%の余裕が奪われる。さらなく余裕を失なった彼らが現実デビュー、歩行者の後頭部をヤスリで削って滑らかにしようとすることだろう。そこにオッさんが参戦して、大量の頭を滑らかに削ることができる武具を作ればもう終りである。人類全員の後頭部は滑らかになっり、人類の見た目が変ってしまう。

いや消費税は10%になるけどポイント還元するんだッ!! って話もあるんだけど、どう考えても頭がおかしいとしか思えない。私は政治に興味がないんで、消費税増税の記事を適当に読んだだけでこれを書いてる。だから間違った理解している可能性もあるんだけど、そもそも増税後に100円の買い物をする場合、110円を支払った後、ポイントで5円分が返ってくる。消費者にとっての実質的な税率は5%で現行の8%よりも低くなる計算だ。軽減税率の対象となる飲食料品に至っては、実質的な税率が3%にまで下がるみたいな面倒クセーものが導入されるの嫌で仕方ない。あなたの街の AU ショップでドコモ社員がソフトバンクスマホを販売しますカケホーダイぴたっとモンスタープランとパケットシェアプラス・ゼロプランの併用で実質7%の割引が毎月2%ずつ減少し解約月以前の契約解除に83000円いただきますみたいな地獄さがあり、文系の研究費が減らせとか言ってるの、国で働いてる文系がこんなクソゴミみたいなことしてるからではという感想になってくる。

そもそもポイントとかゴチャゴチャ考えるの時間の無駄で、つまり消費税は我々から時間まで奪おうとしている。消費税ポイントのことを考えるくらいなら、ウェットティッシュの活用法や茶碗蒸しに入れると美味い具材のこと考えたほうが生産的で、茶碗蒸しにカニは合いませんよね? エグ味が出るような気がするけど、みなさんはどうですか?

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茶碗蒸し実験中

私はポイント好きじゃないから、ポイントカードは作らない。クレジットカードで買物すると意味分かんねぇポイントがアマゾンに付くみたいなのがあって、わざわざ無理して断わるのも難易度高すぎなので黙認してるけど、ポイント付けるくらいなら最初っから安くしとけやっていう雰囲気である。ポイント野郎どもが無尽蔵にポイントカードを作ってくるから、ポイント無視るの多少は損をしているような気もしないでもないけど、ポイントカードを持ち歩いたり意味の分からないものに登録している時点で損しているわけで、メリットのほうが大きいって思っている。しかし国家がポイント還元してきたらもうポイントから逃げることできない。全てがポイントに支配された国で、今後私みたいなポイント大嫌い人間たちはどこに進むべきなのだろうか……

人間の知性には限界がある。だからこそ我々は、創造性を発揮したり、人と談笑して快い時間を過すために知性を使うべきだ。もちろんポイントやら最低利用期間みたいなのがすごい好きな人もいて、そういう人は娯楽として遊んでいる。結果として創造性を発揮しているわけなのだから良いことなんだけど、最低利用期間やポイントに対する資質のない人がポイントに夢中になって知性を磨り減らしていくってのは最低最悪すぎる。

そもそも日本では、税金上がるのに反対するのはダメっていう考え方を持つ人がわりといる。これは大昔に発生した習慣が、今だに影響力を持っているから存在している感覚だ。

かって近代に入って西洋列強と勝負していかないといけないってなった時に、今迄の働き方だと勝てないっていう問題を解消するためにいくつかの習慣が作られた。それらのひとつに、金は汚いといった概念がある。金が汚いが転じ、金のために働くの止めようだとか、金をみんなのために使おうという考え方に進化していく。

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ガイキチ

この辺りは私もまだまだ調べている途中なので適当に書くけど、明治時代に村やら街で寄付を集めて、公共の建物を作ろうっていうブームがあった。そんなもん国がやれよって話だけど、国に金がないから仕方ないわけである。明治の三五年あたりには、隣りの村より立派な建物を作ろうとして、強引に巨大な建物を作ってはみたものの、張りぼてっぽい仕上りであったため、二階の床が落ちるみたいな事件がわりと起きている。金なさすぎて死にそうな人間を新聞に掲載し、寄付でそいつを助けるなんて習慣もあった。これは福祉が十分じゃないから、個人の金で強引にクリアするっていう手法、こういった下地があったから、戦時中に寄付で飛行機を作ったすることもスムーズに実現されている。これらは異常な形で徴収された税金だと捉えることもできる。政治運動で発生した感覚なんかもあるんだけどここでは割愛、とにかくこういう出来事を通じ現在の日本に流通しているお金に対する感覚が形成され、増税に反対するのはちょっとみたいな雰囲気になっている。

金に関することを語るのは汚いってのは克服していかないといけない習慣で、そのためには地道に昔の文化を調べていく必要がある。それをするためには、社会全体に余裕が必要だ。しかし今でも微妙なのに、さらに2%の金と時間が消滅してしまうわけで、やっぱり消費税増税はヤバい気がする。冷静に物事を調べたり考えたりする余裕なんか皆無、常にブチギレ寸前のイカれた野郎どもが蠢く国になってしまう可能性が高い。

もう自衛するしかねぇだろっていう話なんだけど、どう自衛するのかっていうと学ぶのが一番だろうと思う。我々だけでいい。学ぶことによって、生活に余裕を持とうではないか。時間と金に余裕がない場合、自分が全く知らない分野を学ぶのがよろしい。知ってる分野に新たな知識を加えるのは大変だけど、なんも知らない分野なら全てが未知の領域だからな学んだ感がすごい高い。それじゃ具体的にどういう分野を選んだらいいのかなっていうとなかなか難しいよな。日本に住んでいるみんなは、大抵のことを知ってるしなーって思いながら、一か八かアマゾンで「ボコボコ山下アフリカ世界」で検索をしたら<明治娯楽物語>という聞き慣れない分野を解説している本を見つけました。本物の人間の屑が主人公の名作『閻魔の彦』などが紹介されていて実に素晴しい。今だからこそ、こういう本を我々は読まなくてはならないんだッ!!! って、みんなも納得してくれたはずである。それにしてもこんな素晴しい本を一体誰が書いたんだッ!!!!!!!! って驚いているところですけど、そういえば書いたの私でした。

というわけで今日もサンキュー!!!!