山下泰平の趣味の方法

これは趣味について考えるブログです

私はこういう人です

中途半端な感動をゲットしたい

家にテレビないから今もしてるのかどうか知らないけど、24時間テレビとかで障害のある人がメチャ頑張るみたいなのをしていた時期あった。

だけどそんなに本格的に感動するようなものを私は観たくない。あと頑張る人があんまり頑張りすぎてると心配になる。そもそも無茶とかしないほうが良いと思う。

映画なんかもそうで、絶対に泣く映画とかあるけど、私はオッさんだからオッさんの俺が泣いたところでオッさんが号泣してるだけで意味ないと思う。オッさん号泣してるの見て喜ぶ奴は変態性欲の持主である。そういうのは自由だから別に良いんだけど、とにかく私は感動とかしたくない。

作る人らがなんで感動させようとするのかというと、見る奴らが金払った以上は一定の効果をゲットしたいからで、分かりやすいのが感動して泣くとかだからだと思う。しかしながら私はオッさんだという問題があって、オッさんが感動して号泣するくらい世の中に無駄な事象ないと思われる。

だたちょっとは感動したいよなってのもあるから、中途半端に感動させて欲しい。例えばなんだけど軽い色盲の人がツムツムの色分からなくて不利なのに頑張ったら800万点取れたとかそういう中途半端さが良い。ツムツム、私でも900万点取れるので800万点とか別にすごくないんだけど、その辺りの中途半端さも良くて、しかも軽い色盲だからそんなに不利でもない上に、本人もそれ程ツムツムに情熱傾けてない。休み時間にちょっとするくらいですみたいな中途半端さならばなお良いとか思ってたんだけど、こないだツムツムで本当に中途半端な感動物語が発生していて渋かった。

第2回ツムツムNo.1プレイヤー決定戦っていうのが開催されて、決勝はわらびもちさんVSたくやさん、1プレイにつき制限時間5分、どんなツムを使っても良いので2回プレイし、最も高い点数を叩き出した方が勝利なんだけど、この時点ですごいどうでもいい雰囲気があると思う。それでたくやさんがタッチペンを華麗に使いこなし、 決勝戦ではスコア32,449,960点を獲得して優勝、「この気持ちを誰に伝えたいですか?」との質問に「ボクにツムツムを教えてくれた『乱れタッチペンさん』です」と名前を挙げたんだけど、すごい中途半端な感動がある。

乱れタッチペンさんっていう名前も良くて、乱れタッチペンっていう名前が出た時点でどんな感動的な話も台無しになる雰囲気がある。

さらに乱れタッチペンさんはほぼ日本一のツムツムの実力の持ち主であるにも関わらず、様々な人に気さくにアドバイスしてくれる良い人であるというのも良い点で、かって LINE Q において『乱れタッチペンさんが6000万 ツムツム隊長さんが5600万出してるって噂聞いたんだけどマジですかね』という乱れタッチペンさんを疑うような質問がなされたことがある。

lineq.jp

ここに本人が登場、スコアの写真を掲載するだけでなく、どのメーカーのタッチペンを使っているのですかという質問に答えるという人格者っぷりにちょっと感動しそうになるけど、すごいどうでもいいと思う。

こういう中途半端な感動をゲットしたいんだけど、こういう状況はなかなか発生しない。難しい状況を人工的に発生させること、これこそがメディアが本来担うべき役割であるのだから頑張って欲しい。