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山下泰平の趣味の方法

これは趣味について考えるブログです

私はこういう人です

保存しようと思わなければ残らない

趣味と社会

私は昔の文化が好きで調べたりして遊んでる。それで実感してるのは、文化ってのは勝手に出てきてずっと残ってる気がするけど、放置しておくとわりと消滅してしまう。

例えば明治三〇年あたりの横須賀で、文藝同人誌「玉兎」というのが出ていたんだけど、これはもう残っていない。同じ時期の同じく横須賀で、湘南新報という月三回発行される新聞があった。こちらも多分だけど残っていない。

今やっているゲームが、将来的に消滅してというのは、ちょっと想像しにくいかもしれない。だけど権利関係が複雑でゲームの流通の方法なんかも変化しているから、今後微妙になってくると思う。スマホのゲームだとさらに絶望的で、メーカーが保存する意思をもたないと、消えていくばかりだと思う。

パチンコもなかなか難しくて、まずパチンコ台を保存していこうみたいな気運がないと思う。 保存されてたとしても、最近のパチンコは他の文化を基にして作られてるみたいなので、一〇〇年程度たつとほとんどの人はまず意味が分からない。後世の研究者はパチンコ台とともに、パチンコの基盤となってる他の文化も確保しなくてはならない。私もそうなんだけど、ルールも複雑だからパチンコしない人は、なにやってんだか分からないと思う。後世の人がパチンコ台を正確に解釈できるのか、微妙なところだと思う。

インターネットにはパチンコ嫌いな人が多い。だからパチンコの保存なんかどうでもいいって意見が多いと思う。私も本音ではどうでもいいんだけど、パチンコやゲームを残そうという意思がない社会というのは、文化的にレベルが低い。パチンコを後世のために保存しない文化レベルの社会っていうのは、自分が好きな文化物も破棄してしまう社会だと思ったほうが良いと思う。