山下泰平の趣味の方法

これは趣味について考えるブログです

趣味と社会

赤塚不二夫の美味い飯を食べる方法が今も役に立ってる

クソどうでもよい本ばかり読んでた時期がありました 学生の頃に、クソどうでもよい本ばかり読むという行為に没頭していた時期がありました。その時にごま書房の男シリーズというのも読んでいた。 男の条件―もっと強い男になりたい (ゴマブックス)作者: 安部…

我々は SNS で雰囲気読めないオッさん化してしまう

ソーシャルネットでの投稿は、特定の友人だけに公開しているように感じてしまう。しかしそれは錯覚であり、インターネット上に個人に関する情報を公開していることにはかわりがなく、個人情報を自分でコントロールできなくなってしまう可能性は常に存在して…

レベルの低い奴が考えても意味ない

人間は知らないことについて、正しく考えることできない。考えること自体は無理すれば出来ないことはないけど、知識不足だから考えても無駄で、精度の低い結論しか出てこない。これは当り前の話で、みんな知っている。 ところがある事柄について詳しく知って…

保存しようと思わなければ残らない

私は昔の文化が好きで調べたりして遊んでる。それで実感してるのは、文化ってのは勝手に出てきてずっと残ってる気がするけど、放置しておくとわりと消滅してしまう。 例えば明治三〇年あたりの横須賀で、文藝同人誌「玉兎」というのが出ていたんだけど、これ…

個人全集の今後

私はきちんと編集された個人全集が好きだ。 だけど優れた個人全集は、もう出ることはないと思う。新しい全集自体は出るかもしれないけど、これまでの全集に比べると見劣りし満足感の少ないものになってしまう気がしている。 なんで見劣りする個人全集しか作…

社会性に乏しい人間は少数派である

服が苦手な人は社会性に乏しい可能性が高い。 上記の記事を読み、なるほど服が苦手な人は社会性に乏しいのかッ!!! などと私は関心フムフム納得してしまったわけですが、これが正しいとすれば、服が苦手な人はわりといそうだから、社会性に乏しい奴も沢山いる…

私は投票したくない

若者は選挙に行けって話があるけど、戦前の投票率は七割から九割くらいあって、それでもああいう結末を迎えている。投票率が低いから、酷い時代が来たわけじゃない。 日本の若者は政治に興味を持たないって話もあるけど、明治の若者たちは、持ちすぎるほどに…

歩行者が車を殴れば交通マナーは向上する

生活圏には、だいたい自分と同じくらいの階層の人間が集まっている。自分の生活圏で異常な行動を取れば、排除され生活するのが難しくなる。だから普通の人は、あまり異常な行動をしない。 ところが道路では階層もなにもなく、生成りの人間同士が出会う。道路…

レベルの低い人によるアドバイスについて

カルピスの創業者三島海雲さんは「日本一主義」というのを提唱している。「日本一主義」とは、なにか問題が起きた時、物事を決定する際に、その道の第一人者に教えを乞うというものです。これは完璧に正しくて、優秀な人が効率的に物事を成功させるためには…

歴史ハラスメントについて

歴史ハラスメントというのは私が勝手に作った言葉で、この話の続きになる。 歴史ハラスメントの例を出すと、こういう感じです。 ブームになっている日本刀も同様だろう。たかだか1000年の歴史しかなく、日本の人口の1割も満たない階級がもっていたにすぎない…

一〇〇年は十分に長い

文化でも芸術でもなんでもいいけど、歴史が浅いと馬鹿にされることが多い。別に馬鹿にしてるわけでもなくて、ずっと昔からあるこの習慣って、わりと最近できたんだぜっていう豆知識的なものもあるけど、どっちかっていうと古いのは偉いみたいなのがあると思…

服が苦手な人は社会性に乏しい可能性が高い

私は社会性に乏しい。その辺りの程度が異常に低いため、社会的な体面を守るのが辛い。それで私は服が苦手です。だから服が苦手な人間は、社会性に乏しい傾向がある可能性がある。なぜなら服というのは、社会性そのものだからだ。 私は服が苦手で面倒なので、…

マナーは難しい

食事中に水分を取るのは行儀が悪いというマナーがある。私は食事中に水分を補給する。だからこのマナーに照し合わせると、行儀が悪いということになる。 昔の和食は味が薄く、温度もそれほど高くない。だから水分を取らなくても大丈夫だった。薄味だから水分…

社会の面倒くささ

夜寝る前なんかに布団の中で昔した失敗を思い出したりしてウォーッ!!!!!!!となったりすることがあると思う。その失敗の内容には、絶対に他人が出てくる。自分が一人しかいない場所で、後になって思い出しウォーッ!!!!!!!となるような失敗をすることは滅多に…

コレクターとコミュニケーション

私はコレクション欲があまりない。かって古書を集めていたけど、もう止めてしまった。ただし止めてしまった理由は、コレクション欲が希薄なだけでなくて、社会性に乏しいという理由も大きい。 発売されたものを順番に買うといったコレクション方法なら、別に…

判断基準に自由度を

なにか選択する時に、自由度という概念を使うと便利だと思う。自由度というのが分かりにくいんだけど、わかりやすく表現すると自由度になる。そんなわけでだいたい自由度については理解できたと思うので、地上を移動する手段で比較してみることにしましょう…

火を見たことがない子供はもう存在するのかもしれない

最近はタバコを吸う人が少なくなり、オール電化なんかもあったりするから、家庭内に火がないこともあると思う。そういう家に産れた子供の中には、火を見たことがないまま育っていく可能性がある。 火を見たことがないから良いとか悪いとかって話ではなくて、…

収入は低いが暇な仕事

子供の頃から努力を続け良い学校を出た人が、ものすごい競争を経て収入はあまり高くないが、一応は社会的な体面を保てる上に、とにかく暇な仕事に就くことはない。給料は安いけどと、にかく暇みたいな求人がほとんどないから、ものすごい競争になりようがな…

社会と趣味

社会はすごい 社会というものの威力はすごい。社会がなかったら、人間はここまで発達していない。もっとすぐ死ぬ生物だったと思う。社会が強力であればあるほど、人類は進歩していく。 これは人間に限ったことでもなくて、猿とかも脳の何割だか忘れたけどコ…